阿波踊りの連が作りたい
これは僕の夢の一つです。
良い意味で伝統をぶち壊すような連が作りたい。
連とは、阿波踊りにおけるダンスチームのことで、実は全国に何百ものチームがある。東京高円寺の阿波踊りは今や観光客数は本場徳島のそれを上回っていて、東京にも数多くのチームが潜んでいる。
有名連という超精鋭部隊が約40チームほどあり、本場徳島、東京高円寺それぞれに多くの踊り手を導入する。その他は新参として扱われる。
有名連は踊りで金を取れるプロ集団だが、新参の中にも有名連を完全に食うようなスキルと個性を備えた奴らがいる。その中でも苔作という連の持つ個性は圧倒的。彼らがかつて残した伝説は今もしっかりと語り継がれている。
阿波踊りの鳴り物、つまり祭りばやしは、メロディがあるものが主流であるのに対し、彼らの踊りにメロディーは無く打楽器のみ。爆音のような和太鼓の音と鼓膜を直接叩くような鐘の音、そして圧倒的な踊りのスキルとともに躍動する躰だけで彼らは魅せた。本来リードに回るはずの鐘が最初から最後までアップテンポなマックスボリューム。彼らの鐘は一般的な連が使うものよりも二回りほど大きく恐ろしく重い。苔作系の中には台車で運ぶ巨大サイズの和太鼓を操る集団もいる。
発足当初はその強烈な個性から「異端児」「無法者」と呼ばれることもあったが、後にその個性に魅了された新参もいくつか誕生した。大黒天、双六、七彩など苔作系と言われる集団には連という表記が無いことからも、彼らがパンクな集団であることが伺える。苔作系は常に徳島の若者ヒーロー的存在だ。とにかく奴らはかっこいい。
そんな苔作が作り出したような伝説を作りたいなあと思った。ここからは妄想。
苔作は最初たったの9人で発足した。鳴り物が間に合わずにフライパンを鐘の変わりに叩いたその翌年もたった11人。
阿波踊りに対する情熱さえあればできるんじゃないかと思った。阿波踊りはかっこよくって楽しいからね。
自分はデザイナーなのでアートディレクションはできるのでラッキラッキーと思ったが、重要なのはやはり技術。技術さえあれば裸でもカッコいい。
踊りが上手く且つ個性的でなければ、ぽっと出の新参なんか見向きもされないだろう。そして鳴り物のアイデアと技術も重要だ。苔作が打楽器のみの抑揚で魅せるという革命で一世を風靡したように、まずは聴覚に驚きを与えなくては新参として目立てないのでは無いだろうか。苔作は踊りも確かに上手いが、その個性はやはり鳴り物の攻撃的なまでのソリッド感。その音にあの踊りが合わさることによって、苔作なんだ。
カッコいい連を作りたければ、まずはカッコよく踊れる連中とカッコいい音を鳴らせる連中を集めなくてはいけん。ここからかなりぶっ飛んだアイデアが入ってくるが、ソレガシの考えている新しい阿波踊りの音は
● BattlesのAtlas
不気味で小気味よいパーカッションとベース。それに民族っぽさも感じるようなワケの分からない加工ヴォーカルとぼやけた電子音。iTunesでもブッチギリの5つ★の曲だ。そんな馬鹿げた音だと桟敷を通ることは絶対できないだろうな(桟敷:有名連や有名新参が通ることを許される演舞場のこと)。
● Simian Mobile Disco – It’s The Beat
とか、絶対盛り上がると思うんだけど。これで早めに踊ったら相当楽しいんじゃね?わかんないかなあ。う〜む。ミュートのとことかちゃんと演出すりゃ相当クールでぴったりだと思うんだけど。
● neco眠るの頭悪そうな民族系バンドサウンド
も阿波踊りと最高の相性。ていうか、もうマジで彼らにオファーできれば鬼完璧なんだけど…。ENGAWA DE DANCEHALLはガチで最高の祭ソング。あれはライブほんまやばい。あれで阿波踊り踊れたらどんなに幸せか。
● てか、とにかくノれる音
踊れる曲と阿波踊りは全部合う。ダフトパンクのシンプルな電子ビート。フランツ・フェルディナンドのふざけた態度。M.I.A.らバイレファンキ系。もちろんマイケル・ジャクソンのビリー・ジーン、宇多田ヒカルのTraveling、Lillies and RemainsのMoralist S.S.だって完璧に合う。俺は踊れる。載せてはないけどパフュームとかもいいんじゃないか。可愛く踊れるんじゃないのかあの電子ぶりっ子音楽。
ああああ、わかった、俺が必要なのはDJだきっと。凄腕DJが必要なんだ。なんだったらVJも必要だ(?)。いいぞ。なんかカッコいいぞこの新しさは。募集しないと。真剣に始めるか?これ。東京高円寺では俺踊った事ないから、このぶっ飛んだ新参連でまずは東京高円寺を攻め落としたいね。高円寺阿波踊りに詳しい知り合いも作らないと…。毎年会う天水連のエリカ姉さんは高円寺で鳴らしたことあるんだろうか…。
しかし、この音のチョイスは少し異端すぎるか。さすがにBattles的加工ヴォーカルは変か。
でも絶対昨今の阿波踊り界には確実にマンネリズムがはびこり始めてる。それは事実。ここいらでいっちょ炎上させてもいんじゃないだろうか、火だるまで飛び込んでも良いんじゃないかと若い僕は思うわけです。さすがに来年は無理だろうけど。近いうちに。
てか卒業制作にならないかなこれ。
あ、申し遅れましたけど僕自信はそれなりに阿波踊りは上手いです。阿波踊り歴は年齢と一緒です。
特に、阿波踊りの鳴り物ではない音で踊る時にその真価を発揮します。…。
団扇や提灯持たせるとすぐにボロが出るけど、素踊り(?)ならプロと遜色ない。有名連とおどっても何ら違和感無いし、すぐに各有名連の持つスタイルをトレースして踊れる。笛のみのスローテンポでも踊りこなす自信はある。という設定で話をすすめよう今回はうん、いいね、よろしく。
だから、あと何人か上手いダンサーを集めて編隊をよく考えればイケる気がするんだけど。
苔作だって20人くらいなんじゃないか?近年も。やっぱ情熱だよ。阿波踊りが好きだっていう気持ち。彼らはあの楽しさを知ってる。
地元の友達に相談してみようかな。しかし地元の友達で上手いやつってあんまり知らないんだよな俺周りで。しかもこんな変な鳴り物に賛同してくれるツレもいないかもしれない。これは早くも座礁か。
なにより、僕の理想とする音を作るのは難しそうだ。凄腕DJが必要だ。友達にそんなDJもいないし…。友達の友達ならいそうだな。むっちゃんに頼んでロベルト吉野を呼び寄せるか。
阿波踊りは二拍子を基本とするダンスなので、どんな音楽にも合わせられる。
二年ほど前の阿波踊りシーズン中に徳島であった他社比社と宇川直宏のイベントで、クラブサウンドに合わせて倍速で阿波踊りをしたことがあったが、あれは相当にウケた。激しすぎて30秒も続かなかったが、オーディエンス大盛り上がりだった。知らないお姉さんに「もういっかいやってwwww」とお願いされた。人生のハイライトにひとつ入れたい映像だ。かなり酔っ払ってた。
この経験が、全く今までと違った新しい音でも阿波踊りは楽しくてカッコいいんじゃないか、という考えを産んだのだ。
しかし、確実に叩かれるだろうな、そんな音で踊ったら。
よさこいソーラン化するのは無しだろう。それは僕も大反対だ。それはアンチよさこいなワケではなくて、ソーランはソーランで自由な良さがあるからだ。衣装も踊りも音もほぼ自由と聞く。巨大スピーカーを導入しアクロバティックな演技を取り入れた華やかなチームもあるらしい。そんなもん絶対に楽しい。その楽しさが全国に広がり、ますます規模が大きくなっているらしい。一回行くべきだな、よさこいも。
それに対して阿波踊りは、400年以上前からほとんど形に変化はない。衣装は着物と法被。鳴り物は鐘と太鼓と笛。それだけだ。法被や踊り、鳴り物の微妙な違いだけで個性を出している。シンプル。故に伝統的なかっこよさが確かにある。日本の祭の中でもかなり古くから続く大きなお祭りだ。
そんな超伝統工芸的行事に新たな楽器と新たな踊りで挑む個性だけの集団が受け入れられる訳はまずないのだ。そんなことは承知だ。発足当時の苔作以上に叩かれる事は確実。
よしやめよう。
叩かれるのは嫌だから、変な音でおどるのはやめよう。こわいこわい。
がんばれ。
どうしよう。伝統を無視し、新しいことだけで挑むと、そんなものは阿波踊りではないと言われるに決まっているので、伝統も確実に継承している部分もなければいけない。ちゃんとしたお祭りだから。
新参連は何をしても必ず少しは叩かれるだろう。しかし、みんなを心から楽しませることができれば伝統も何もかも超えて行くのではという気もするのだ。ザッツ エンターテイメント。というか、阿波踊りの起源はええじゃないかの精神。楽しもう音とダンスを。それでええねん by ウルフルズ。
自分たちが楽しけりゃ勝ちっしょ、とまでは言わないが、やはり自分たちが楽しんで周りを楽しませることさえ忘れなければあれだ、いい感じだ。それを忘れたらいかん。
その信念だけで新たな連を作り上げることは果たして出来るのか。
踊りと絵図らは大丈夫として、音が一番弱いぞ俺。音募集。あ、でも、絵図らも。踊りも。会議だ会議。会議だ。
ただお酒とか飲みながらだと、ふざけた酔っぱらい集団だと言われるに決まっているので、最初の数年はお酒は禁止。踊る阿呆でいながら、見る阿呆供を真面目に楽しませる集団でなければいけない。認められるにはそれぐらいやらないと。
ひとまず、この夢を実現させるために僕が出来ることは何だ。
おそらく、この記事を読んでも賛同者は増えないだろう。それはBattlesで阿波踊りを踊って楽しいかどうか分からないからに違いないきっと多分うん。違うのか。
だから、まず阿波踊りを阿波踊り意外の音で踊っても楽しいんだよ、ということを世間に教える必要がある。自ら動画をとらなくてはいけないな。しかし、音が無いと駄目だ。今度クラブに行ったときに取ってくるか。外人たちの唖然とした表情にも注目だ。
アートディレクションはしっかりやって踊りが上手い奴らが飛びつくような集団にしないと。衣装は毎年違うとかカッコいいんじゃないか?お金かかるけど。手作りならなんとかなろうぞ。シルクスクリーンとか。美大の学園祭が持つ独特のカッコいいクラフト感を出せれば、チープはチープでも有りなはず。
最近だと未来っぽいサイバーサングラスが流行っとるようだから上手く取り入れたりしてやな。サイバーと阿波踊りの融合や。その年はまずダフトパンクだな。
でも、毎年衣装が違ったら認知もされないから、何かひとつ変わらない物が無いと駄目だよな。音も踊りも衣装も、何か個性が一つ欲しい。根幹。基板が。新しいことをするのでも、骨組みがしっかりしている上に装飾を施さないと強くない。それが伝統なりスタイルなりになっていくものだきっと。
会議だ。mixiでコミュでも作るか?手始めに。ちゃんとデッドラインを作らないと僕はやらないだろうし。夢の実現のために自分を追い込まないと。
まああれだ。まとめると、技術やアイデアだ伝統だなんだといろいろ言ったけども、阿波踊りで一番大事なのはそんなものではなく、いかに阿呆になって楽しめるかということだと思っているので、僕がこの記事で言っていることはかなり純度の高いアホ発言ばかりだからきっと良い。良いんです。
さて、こんな妄想は課題が忙しくない時にやるべきだろうと思うな、僕は。

授業風景
今日は授業風景を紹介。ポスターの課題。まだラフだ。次回はほぼ完成まで持ってかなきゃいけない。プリントにお金もかかるし。
今死ぬほど忙しいというか本当に死ぬ。死ぬほど忙しいというか、死ぬ忙しい。無理。全部こなせるわけがない。謎の高揚感が恐ろしい。
襟足ににニキビができて痛い。
シルク・ドゥ・ソレイユ玄関
学割で2000円くらいでシルクドソレイユを見てきました。内部は撮影禁止でしたので、玄関先のムービーです。興奮しすぎてガチでうざい自分。ふうちゃんとランコちゃんと一緒に行きました。
とてもすごかった。最後にはもちろんナチュラルボーンスタンディングオベーション。人生に一度は必ず見に行った方がいいです。でも10年に一回くらいでいいかな。サーカスなんて何十年もやってることは変わってないでしょきっと。人間の体が出来ることの限界をたくさん見せてくれます。驚異的。すごい。
でも本当にとにかく素晴らしかった。感動した。人間すごい。

やあみんな
久しぶり、僕だよ。
つい先日誕生日をむかえ、また1つ年をとってしまった。まわりはまだまだ若い若いというけれど、もう若いつもりでは居られない。24歳なんて、ちょっと前の僕からすれば本当に大人の人だもの。
たしかに、思春期のころの24歳に対する印象と、今の自分の24歳に対する印象はまるで違う。もっと大人だと思っていたが、中二の頃のマインドとさして変わりはないことに愕然とする。
この調子だと、一生うんこで笑い転げるはめになる。
さてここ最近の拙者でござるが、非常に忙しい時期を満喫しておる。半端ない課題の量に半ば逆切れしかけている。こんな大量の課題をこなせというのはもはや人間として最低限の生活を放棄しなければまず全う出来ない。しかし、僕は人として最低限の生活を送るどころか、できるだけ豊かな生活を送る事を好むブルジョアジーな気質を兼ね備えている者だからそんなことは勿論出来なくて、時間管理の難しさで精神を病んでいる。健康的な生活と課題のコンプリートはなかなか両立することがむずかしい。さらに、プロネットサーファーである僕がインテーネットに割く時間も考慮すると、課題にかける事の出来る時間は一日に約70秒ほど。休日ですら約12分しか課題が出来ない。これではとてもクオリティの高い物が完成しない。
一日に最低でも11時間は寝ないとだんだんと失明していく体質なので睡眠時間を割く事は出来ないし、起きた後で2時間はまどろんでいないと唇がくっついて開かなくなる持病があるのでそれも外せない。なんだかんだで睡眠関連だけで一日15時間は必要。
学校が1クラス3時間、毎週4日。毎回大量の課題を出して僕を責める。やれやれこれだから野蛮人どもは。
放課後はアフタヌーンティーを少なくとも2リットル頂かなくては睡眠中にズルリと禿げてしまう体質もあり、毎日約4時間は行きつけの喫茶店で紅茶を接種しなくてはいけないし、帰宅してからはネットサーフィンをかかさない。ほら、もう殆ど時間が無い。外交なんかしなきゃいけない日の次なんかは、目が見えにくかったり、ハゲが出来ていたりする。こんな体質さえ無ければ課題が出来るんだけど。

MAD MEN
海外ドラマのMAD MENていうのを見てみようと思います。シーズン1と2をまとめて借りてきたので、空き時間を利用してなんとか見たいです。
いろいろと賞を総なめにしている海外ドラマです。日本でも最近フジテレビでやってるようです。
1960年代のNYの広告代理店が舞台。
おもしろいのかしら。
宿題しなきゃ…。

自主制作アニメ – フミコの告白
すばらしい。本当に久々に感動した。本当に素晴らしい。動画も背景も非常にクオリティが高い。
Youtubeのコメント欄は外人もたくさん。世界規模で話題になっているようだ。
これを作ったのは京都精華大学マンガ学部アニメーション科に通うid:Tele(ishida hiroyasu)さん。
僕よりも3歳も年下の学生が、たった5人という小規模チームを率いて制作したというのだから、これはもう驚かずにいられない。なんという。学生がここまでのクオリティのものを自主制作で作れる時代になったということも特筆すべきことだが、作者であるishida hiroyasuさんのアニメーションへの情熱がまぎれも無い原動力である。絵が上手い。
彼のブログでは制作肯定が詳細に語られている。読むのをオススメ。
久々に凄く刺激をうけた。ドキドキする。本当に心のこもったものを見るのは心躍ります。
そして、個人制作アニメの極地との呼び声高いセンコロールもどうぞ。こちらは鬼の仕業です。






